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2004.5.10声明

小泉、ブッシュは責任をとって辞めよ

 

 

日米両首脳はそれぞれに不祥事の責任をとって辞めよ。

 

小泉内閣の閣僚七名、

石破茂、竹中平蔵、麻生太郎、中川昭一、谷垣禎一、茂木敏充各氏の

年金未納の問題は、同じく未納を明らかにした福田官房長官ひとりの辞任で

幕引きができる問題ではない。

野党党首の未納問題に矛先を向ける姑息さは市民をなめている。

 

皆が未納だから、素通りするのか。

皆が未納で「年金法案」を通そうとするのか。

皆が未納ならば、皆が国会議員を辞職するべきであり、

小泉内閣は即刻総辞職して、国民に信を問いたださなければならない。

その上で、すべてをやり直すべきだろう。

 

ブッシュ大統領。あなたもだ。

イラク攻撃は、もともとまちがっていた。

大義とされた大量破壊兵器はイラクのどこにもみつからず、

イラクと9.11のテロ事件にイラクは係わりがなかった。

ファルージャの無差別爆撃によるイラク人死者は

52日現在731名にのぼるとされており、4月のイラク人死者は1361名、

米兵の死者は138名。どうして無意味な殺戮を続けるのか。

 

それに加えて、米兵によるイラク人の捕虜虐待の事実はひどい。

世界中にアメリカの恥をさらした。アメリカとは、

全裸の男に首紐をかけてひきずる小娘であり、

全裸の男の性器を指差し笑う小娘である。

自由と民主主義はどこにもなく、

覆いをかけられ、電線を巻き付けられておののくイラク人を喜んでいる。

国際法を蹂躙してきた、蹂躙し続けるこのアメリカは、

いま、世界の市民から孤立しつつある。

アメリカの名誉のためにも、ブッシュは大統領を辞めよ。

 

小泉、ブッシュの日米両首脳が辞めれば、世界はよくなる。

日本のため、アメリカのため、全人類のために、

イラク攻撃一蓮托生の両名は辞めよ。

 

それがどこの国の誰であれ、市民が求めるのは、

政治において理非曲直を明らかにすること。

世界の市民の名において、われわれはこの声明を発表する。

 

 

 

 

 

良心的軍事拒否国家日本実現の会  代表・小田実  事務局長・山村雅治

659-0093 芦屋市船戸町4-1-301 山村サロン

TEL 0797-38-2585 FAX 0797-38-5252 jitugen@y-salon.com

 

市民の意見30・関西  代表・小田実

八尾市山本町3-6-8 TEL 0729-98-1113(北川靖一郎)

 

 

 

 

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